以前に空間認識力が備わる時期、また、トレーニングを始める時期は? という記事を掲載しました。
このたびその記事に追記して新しく掲載することといたしました。

空間認識力が備わる時期というのは、個人差もとても大きいですが、
早い子で年長くらいから目に見える反応を示しますし、
大半の子は10歳くらいには平均的な空間認識力を持ちます。
空間認識力は適切なトレーニングを経ないと、大人になったときに大幅に欠落してしまうこともあります。
”地図を読めない女性”というのはひとつのキーワードですが、
文系・理系の男女比に明確な差があることからも、
生まれ持って備わっているものの違いも確かにあります。
脳の作りの男女差のためです。
しかし、生まれつきの脳力の差に加えて、これまでは適切なトレーニングが浸透していませんでした。
従来の学習法では、
男女の脳力の差が埋められず、
むしろよりはっきりとした男女差が出てしまいがちでした。
そのため”地図の読めない女性”だったり
”女性は車庫入れが下手”といったイメージができあがっていまいました。
空間認識力はトレーニングで獲得することができますし、
SPILO method/スピロ・メソッドでは
・長文読解などに生かせる速読
・数理の基礎となる図形力や論理的思考
も総合的に養え、高等教育になっても学習に役立つものとなっています。
また幼児期の知育の遅れへの不安解消や、老齢期には認知症予防にも役に立つと考えられています。
では、どれくらいの年齢からトレーニングを始められるのかというと、
お座りができ、紙やペンを描くための道具と認識できるくらいの
1歳くらいからは取り組むことができます。
SPILO method/スピロメソッドのカリキュラムでは年中からなので、
年少以下のお子様はご自宅でアプリや積み木を使ったアクティビティをお勧めしています。
ただし、本人が嫌がらない程度に、大人と一緒に
楽しみながらできることが重要です。



[経歴]
大学で医療工学を学び、卒業後に家庭教師業のかたわら医師を目指して医学部の再受験を経験。15年以上家庭教師業に携わり、小学生から大学生まで幅広く指導に当たる。子ども向け新聞の編集部に勤務し、学習面を担当していたことも。オリジナル学習問題の作成や入試問題の解説執筆などを経験する。中学受験指導、理数系科目の指導が専門。自身の学習経験・指導経験から、学習に最適な年齢があること、さらには脳の発達段階に応じて直感力や論理力などの様々な力にはそれぞれ伸ばすための適齢期があることを確認。学習人生に最も影響を与える幼児期に着目し、効果的かつ時代の要請に合った教育プログラムを考案。従来の幼児教育に代わる次世代の教育スタンダードとして世界に通用する学習法「スピロメソッド」を企画立案中。3児の母。
[受験歴]
中学受験:慶應義塾湘南藤沢中等部一次合格/鷗友学園女子中学校合格(入学辞退)
高校受験:東京学芸大学附属高校一次合格/慶應義塾女子高等学校合格(入学)/渋谷教育学園幕張高等学校特待生合格(入学辞退)
大学以降:
慶應義塾大学理工学部入学(内部進学)卒
慶應義塾大学理工学研究科前期博士課程合格(内部進学・入学辞退)
大学入試センター試験5教科7科目90%超
東京医科歯科大学医学部学士編入学試験一次合格